下記は【暁の護衛 トリニティ コンプリートエディション】のデータです。
ブランド名 | あかべぇそふとすりぃ |
販売サイト | FANZA |
価格 | 7,124円 |
ジャンル | アドベンチャー |
対応デバイス | PC |
「イラスト :★★★★☆」A
「ストーリー:★★★★☆」A+
「実用性 :★★★☆☆」B
「ゲーム性 :★☆☆☆☆」D
エロゲライターの「TaPi」です!
今回は俺TUEEEEが好きな人にはたまらない!
【暁の護衛】
のレビューです!
最後までご覧くださいな!
ブランドは「あかべぇそふとすりぃ」さん。発売日は2008年3月27日。
カテゴリーとしては世界観がしっかり感じられる「燃え色の強い萌えゲー」だと思います!
さて今作ですが本記事を読まれてる方はご存じかもしれませんが、、、
アニメ化もされた人気ライトノベル【ようこそ実力至上主義の教室へ】のコンビが過去に作り出した傑作シリーズの1作目になっております!
3期までやってるしね!(記載日:2024年2月2日)
なのでプレイしたことは無くてもイラストは見た事あるのではないのでしょうか?
さて本記事を書くにあたり「暁の護衛トリニティCE」を購入しプレイしております。
本製品は「全齢版 暁の護衛トリニティCE」から18禁要素を戻した製品となっており、読んだくださった方とズレがあった際は申し訳ございません。
そんな作品を実際にプレイした感想を本記事でお伝えしてまいります!!
目次
あらすじ
舞台は近未来の日本。
警察機関は半分麻痺し、膨張していくばかりの犯罪社会。霞んでいく理想の未来。優秀なボディーガードを育成すると共に、一流の資産家令嬢たちが通っている『憐桜学園』。
そこへ入学した主人公・朝霧海斗は、ボディーガードとしての厳しい訓練期間を経て
晴れてボディーガードの仲間入りを果たした。周囲の仲間は新たな門出に胸を弾ませるが、ただ一人海斗だけは違っていた。
始業式、海斗は想いを胸に秘めたまま、忍ばせた退学届けに手を伸ばす。
それは今日……学園へと提出されるはず……であった。
一人の少女に出会わなければ……。一陣の風が吹く。
「気に入ったわ、喜びなさい」
まるで相手を思いやらない口調で、一人の少女は呟いた。
「……なにをだよ」
短く返した海斗の言葉は、僅かに熱を帯びていた。
公式HPより引用
それは、今までに想像もしたことがなかった、守りたいと思わせる魅力を持った少女。
【総評】
先に結論からお伝えします!
今作は次回作への完璧な橋渡しがされた【かなり名作】だと思いました!!
特に、、、
【バトル物のADVが好きな人】
【暗い雰囲気にゾクゾク来る人】
【「ようこそ実力至上主義の教室へ」コンビが好きな人】
これらに当てはまる方は直ぐにプレイし始めたほうが良いです!
正直に言いますと、これ単体では物足りないかもしれません、、、^^;
と言うのも「暁の護衛」は全3部作となっており、その1作目にあたる今作はどうしても伏線張りや世界観の説明に寄っていると言わざる負えないです、、、
ですが萌えゲーとしてのクオリティは出来ておりますし、キャラの掛け合い・作風に関しては一級品です!
ゲームを進行するにあたりマウスのクリックは止まらなくなるかと!
私は止まりませんでした!仕事に支障が出るくらいにはw
では、それぞれのGOODポイントとBADポイントと言う形でお伝えします!
【GOODポイント】
- 個性が際立つ激可愛いお嬢様がた
- 俺TUEEEE系では最高の逸品
- 意識が引き込まれる世界観や掛け合い
- 癖強ヒロインがしおらしくなることに大興奮
・個性が際立つ激可愛いお嬢様がた
今作の原画担当ですが「トモセシュンサク」先生です!
この先生は【ようこそ実力至上主義の教室へ】のイラストを担当されている先生で、特に今作はヒロインの可愛さだけでなく、無骨さが協調されてた男達がマジでカッコいいです!
ずっと見ていられる!
このゲームは2008年の作品なので、15年以上前の作品です・・・
その為、現在のイラストと比べると変化はかなり分かり易いとは思います。
そのような変化を楽しめるのも、時間が経った今だからこそ感じれる本作の魅力ではないでしょうか?
ちなみに個人的に感じる魅力としては『瞳』惹かれます!
とても透き通っており純真に見えるのですが、シナリオを読み進めるとドロドロした現実とのギャップにとても惹かれます!
是非皆さんも楽しんでください!
・俺TUEEEE系では最高の逸品
そしてシナリオは「衣笠彰梧」先生!
この先生は【ようこそ実力至上主義の教室へ】の根幹であるシナリオを担当されている先生です!
全ての作品を観てきた訳ではないのですが『俺TUEEE系』が得意な先生で、その中でも「能ある鷹は爪隠す」タイプの主人公を描かれることが多いです!
元々主人公が入学した学園が『ボディーガード養成所』という事もあり、武力にかなり比重を置いているのでこういった主人公は書き易そうではありますね~
まぁそんな主人公の本気を見られるのは続編ですがね!
・意識が引き込まれる世界観や掛け合い
そんな『俺TUEEE系』の作品ではありますが、その特徴を最大限まで引き立てているのは間違えなく『独特な世界観』と『キャラ通しの掛け合い』でしょう。
この『世界観』ですが、「明るく煌びやかな善の面」と「ドロドロとした負の側面」が絶妙なバランスで成り立っており、その両方を知る主人公から得られる感覚をプレイヤーは体感することができます・・・
ですが今作では「ドロドロとした負の側面」の方に関して、そこまでしっかりと描かれてはいません、、、
そういった面でも今作は次のタイトルへの布石であることが感じられると思います!
そして両面を知る主人公と登場人物たちの掛け合い・・・
これがこの世界に生きる人々の認識を分かり易く提示してくれます!
「現実を知る主人公」と「理想を生きるヒロインや親友」
彼らは同じ空間にいても生きる世界が違う、見ている物が違う、この事をキャラの掛け合いでプレイヤーにダイレクトで伝えてくるためドンドンこの物語に引き込まれていくのです、、、
ADVとしてだけでなく、一つの読み物として一級品の作品であることは間違えないでしょう!
・癖強ヒロインがしおらしくなることに大興奮
さてエロゲーなのにエロの事を描いてなかったので、ここらで描きましょう!
今作のヒロインはみな我が強くかなり強気です!
特にメインヒロインの【麗華】は癖がかなり強く、主人公くらい器がデカくないと関わることも難しいレベルw
ツンデレってレベルじゃねぇぞ!
ですがそんな彼女だからこそ、お互いの気持ちを通じ合わせた後のデレ期に受ける破壊力がえげつないんです!
エロにはギャップがかなりのスパイスになりますが、このゲームにおいては劇薬でしょうな!
息子が滾る!
他のヒロインもこのレベルで癖が強く魅力的な方々なので、是非体感してください!
【BADポイント】
- 個別√に入るといきなり雑になる
- Hシーンはけっこうアッサリ気味かも
・個別√に入るといきなり雑になる
なんでかなぁ、、、
共通√は「主人公の心情」「周りの状況」「掛け合い相手の変化」がとても丁寧に描かれており、プレイヤーがその世界に入っていると錯覚するほ程のめり込めます!
ですが個別√に入ると、
「いきなりヒロインへ惚れてたり・惚れられてたり」「丁寧な描写が雑になったり」「唐突な展開で置いていかれる」など
今までの描写は何だったんだ?と思ってしまうほど付いて行けなくなりました、、、
なんでや!?!?
これ本当に勿体ないと思わざる得ないです(´;ω;`)
・Hシーンはけっこうアッサリ気味かも
Hシーンに関しては前項にも通ずる感じです、、、
各キャラ3づつHシーンが用意されていますが、本編中は基本2つまでしか見れないです(´;ω;`)
と言うのも2つ目のHシーンは「Aパターン」「Bパターン」と選ぶことが前提になっておりシナリオに組み込まれておりません!!
選択式だと!?
しかも一つ一つのHシーンが短いし浅い!!
ヒロインと一つになる事への重要性が感じにくい!
2008年代のADVはエロゲーでないと売れない時期だったと記憶しておりますが、取って付けた感が残念でした(´;ω;`)
【最後に】
以上!
【暁の護衛】のレビューでした!
皆さん!いかがでしたか?
今作は単体では完成していません…
前述しましたが、これから来る戦いへの準備でしかないのです!
この『暁の護衛』シリーズはこれからなんです!!
私が購入した「暁の護衛トリニティCE」は続編含めて全て入っている製品なので、滅茶苦茶コスパ良くてかなりオススメです!
まだ未購入の方は絶対に「暁の護衛トリニティCE」を買いましょう!(真顔
かく言う私も全齢版しかやった事が無かったので、これから18禁版がとても楽しみです!!
まぁ、その前に「プリンシパルの休日」がありますが、、、(-_-;)
では!
未プレイの方は是非やってみてください!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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